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〈在日発、地球行・第5弾 ①〉変革の国を歩く/ブルキナファソ

2026年07月28日 12:30 在日発、地球行 主要ニュース

過去の連載記事はこちらから▶︎ 〈在日発、地球行〉第1弾 第2弾第3弾第4弾

正式名称:ブルキナファソ。首都:ワガドゥグ。人口:約2350万人(2024年時点)。面積:約27.4万㎢(朝鮮の約2.3倍)。言語:モレ語、ジュラ語などの民族諸語が公用語。フランス語が実務言語。民族:モシ人約52%、フラニ人、グルマンチェ人、ボボ人など約60民族。渡航方法:朝鮮籍の筆者は電子ビザを申請から10時間で取得。トルコ・イスタンブール経由で入国(26年2月時点)。

失われた道の先に

2022年、西アフリカのブルキナファソで、イブラヒム・トラオレという34歳の世界最年少の国家元首が誕生した。以降、この国では、政治や外交、社会のさまざまな面で変化が進んでいると伝えられるようになった。いったい現地では何が起きているのか。自分の目で確かめてみようと、26年2月、現地を訪れた。

消えた大通り

「シャルルドゴール、シャルルドゴール…」

呪文のように頭の中で唱えながら、地図を頼りに歩き続けた。ワガドゥグには、かつての宗主国であるフランスの元大統領、シャルル・ド・ゴールの名を冠した通りがある。道に迷わないよう、まずはメインストリートの場所を覚えておきたい。方向音痴の私は、異国の街ではいつもこの作業から始める。

メインストリートを目指したが「シャルル・ド・ゴール通り」の標識は見当たらなかった。

ところが、歩けど歩けど、通りの名前を示す標識が見当たらない。早々と道に迷ったのか。そんな考えが頭をよぎる。

歩き始めて30分が過ぎた。容赦なく照りつける日差しに体力を奪われ、汗で濡れたシャツが体にまとわりつく。これ以上歩き回っても体力を消耗するだけだ。いったん宿へ戻ることにした。

帰り道、道端で売られていた同国名産のパイナップルに目が留まった。カタコトのフランス語を駆使して400CFAフラン(約100円)で一つ買い求めた。CFAフランは、植民地時代に導入され、現在も西アフリカの多くの国で使われている通貨だ。

購入したパイナップルを手際よく切り分けてもらった。

売り手はその場で実を手際よく切り分け、ビニール袋に入れてくれた。それを手に宿へ戻り、中庭でしばし休憩。果汁で喉を潤していると、現地で案内役を務めてくれる男性が姿を見せた。

40歳前後に見える、細身で長身の人物で、流ちょうな英語を話し、気さくな笑顔が印象的だった。名はリオネルという。

「シャルル・ド・ゴール通りを探していたんだけど、どうしても見つからなくて」

事情を話すと、リオネルは一瞬きょとんとした表情を浮かべ、笑いながら私の地図をのぞき込んだ。

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