世界史的課題の解決を/平和行動がソウルで国際シンポ
2023年07月28日 09:20 北南・統一
国際シンポジウムには国連職員、南朝鮮や日本、米国の識者や活動家たちが出演した
国連職員、有識者、活動家らが出演
南朝鮮の749の市民団体と7大宗教団体、海外の70余団体が参加する「停戦70年朝鮮半島平和行動」(平和行動)、南朝鮮の国会議員による「国会平和外交フォーラム」、国際市民社会ネットワークの「武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ」が共催する朝鮮戦争停戦70年国際シンポジウム「休戦から平和へ」が7月27日、ソウルのグローバルセンター国際会議場で行われた。会議の様子はオンライン中継された。
2月に発足した平和行動は、停戦70年を迎える今年に朝鮮半島の平和を手繰り寄せるため、4月27日から全世界300カ所平和行動をはじめとした様々な活動を展開。停戦協定日(7月27日)に際しては平和大会と行進(22日、ソウル)と、今回の国際シンポジウムを行った。
オープニングセッションでは、平和行動の共同代表を務める「わが民族助け合い運動」のカン・ヨンシク共同代表、韓国YMCA連合会のウォン・ヨンフィ会長、韓国進歩連帯のハン・チュンモク常任共同代表のほか、国際NGOブルーバナーのジャルガルサイハン・エンクサイハン代表(元モンゴル国連大使)、世界教会協議会のジェリー・ピレー総幹事らが開会の辞を述べ、朝鮮半島の停戦体制を平和体制へと転換するため世界中の良心ある人々と手を取り合って活動していくことを確認した。
また、国連のアントニオ・グテーレス事務総長、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世からメッセージが寄せられたことが紹介された。