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第60回日・朝友好展、参加者の声

2023年05月01日 11:08 文化

レセプションに参加した60回展の運営委員や関係者たち

還暦は青春、これからだ!

60回目の節目を迎えた日・朝友好展(42530日、横浜市民ギャラリー)は、実行委員や作品出品者らの尽力により成功裏に終わった。友好展に携わった関係者たちの思い、来場者たちの声を紹介する。

次代につなぐ新たな一歩

運営事務次長を務める大橋ゆう子さん(75)は2007年の45回展から運営に携わってきた。その過程で「在日コリアンの方々と他愛のない話や冗談を言い合えるようになり、心と心でつながることができた」という。

大橋さんは自身の経験から「たとえ国の関係が複雑でも、市民同士が手を繋げば対立を減らしていけるはずだ」と、市民交流の重要性をひしひしと実感している。だからこそ、「相互理解の大切さを広く発信し、より若い世代にも活動の輪に加わってもらえるように活動したい」と話す。

多くの同胞や日本市民らが友好展を訪れた

他の運営委員たちも口を揃えるように、運営委の世代交代は喫緊の課題である。しかし、今回の友好展では「次世代に友好展を繋げる、新たな一歩が踏み出された」。このように話すのは、運営委員の李裕和さん(72、文芸同中央書芸部長、文芸同神奈川副委員長兼書芸部長)。今回、横浜教室と女性同盟川崎美文字教室の出品に加え、神奈川中高卒業生らによる「若者書芸クラブ」が合同作品を初めて出品したからだ。

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