米南上陸訓練の中止を/南の市民団体が反対行動
2023年03月31日 09:29 南朝鮮2018年以降5年間中止されていた米南合同上陸訓練「双龍」が3月20日から4月3日にかけて過去最大規模で行われている。「平壌占領」を狙った今回の訓練には、「F-35B」ステルス戦闘機、同機を搭載した米海軍強襲揚陸艦「マキン・アイランド」が初めて投入され、1万人以上の兵力が動員されている。
朝鮮半島の軍事的緊張をいっそう激化させる米南の動きを受け、29日、763団体で構成される「休戦70年朝鮮半島平和行動」のメンバー約200人が訓練現場である慶尚北道浦項市の海岸に集結。「戦争訓練に反対する平和行動」を行った。
参加者たちは2千余人の警察機動隊や警察車両による妨害行為を受けながらも、ピケットや横断幕を掲げ「危険な上陸訓練を今すぐ中止せよ」とシュプレヒコールを叫びながら、平和への意志を示した。
反対行動で発言した全国民衆行動のキム・ジェハ共同代表は、今回の訓練目的は「(北側に対する)侵略と支配、戦争を起こすためにある」と指摘。朝鮮を敵視し、米日南軍事同盟にしがみつく尹錫悦大統領を強く非難した。
(朝鮮新報)