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短編小説「魚のために道をひらこう」19/陳載煥

2022年03月18日 06:27 短編小説

「そりゃ大丈夫ですよ。便所を作っておけば、道の真ん中で用をたす人はなくなるというものです」

「唯物論者というのは、現実を無視しちゃいけないよ」

頑なに彼の提案を否定したジュンハは、このテソンのいこじを、現実がきっとなおしてくれるものと信じて一緒に踏査に出かけてきたのである。

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