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〈ウリハッキョサポーターの課外授業・朝鮮近現代史編 13〉1910年代武断統治と3.1独立運動(5)

2022年03月07日 06:22 寄稿

武断統治

■朝鮮総督府の設置

1905年の「乙(ウㇽ)巳(サ)五条約」により、朝鮮は日本の保護国=植民地となり、10年の「韓国併合条約」により、大韓帝国は消滅して日本の領土の一地域としての「朝鮮」となりました。統治機構も韓国統監府から朝鮮総督府に移行し、初代総督には第三代統監であった寺内正毅(まさたけ)がそのまま就任しました。総督は天皇に直(ちょく)隷(れい)する親任官で、現役の陸海軍大将に限られ(総督武官制)、軍事統率権・行政権・立法権・司法権など絶大な権限を持っていました。

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