〈引退インタビュー〉成昂徳・三菱重工相模原ダイナボアーズ/朝高出身の最年長同胞トップリーガー


感謝、ひたむき、謙虚を貫いた15年

今年4月、現役引退をした成昂徳さん(提供=三菱重工相模原ダイナボアーズ)

大阪朝高出身のトップリーガー・成昂徳さん(38、三菱重工相模原ダイナボアーズ)が、今年4月24日に行われた神戸製鋼コベルコスティーラーズとのプレーオフトーナメント2回戦に敗れ、15年間の現役プロ生活に幕を下ろした。トップリーグ(TL)では通算75試合に出場し、公式戦の通算出場は150試合以上を数える。長きにわたり同胞ラグビー界をけん引してきた重戦車に話を聞いた。(まとめ・全基一)

―引退を決めたのはいつ頃だったのか?

4月初旬にトップリーグ2021(以下、TL)のリーグ戦が終わり、その後のプレーオフトーナメントを迎える前に引退を決心した。プレーオフトーナメントで優勝するか、敗退したら一線を退こうと。

3年前に左のアキレス腱を負傷し、昨年には右のアキレス腱を負傷した。今年のリーグ戦は全試合に出場し、チームの勝利に貢献する。その一心で頑張ってきた。しかし、怪我の影響もあってか、自分が思うようなプレー、パフォーマンスを発揮できなかったとき、引退が頭をよぎった。

ラグビーを始めたきっかけを作ってくれた兄、これまでずっと支えてくれた両親にも相談して決めた。両親からは「これからの人生の方が長い。今はゆっくり休んで」とねぎらいの言葉をかけてもらった。

―ラグビーを始めたきっかけを作ったのがお兄さんだったそうだが。

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