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母校・埼玉初中でJ1優勝を報告/横浜F・マリノス、朴一圭選手

2019年12月20日 18:56 スポーツ

母校にサイン入りユニフォームと色紙を贈った朴一圭選手

2019年シーズンのJ1リーグで優勝を勝ち取った朴一圭選手(GK、30)が18日、母校である埼玉初中を訪れ、優勝報告会を行った。園児、児童、生徒らは、卒業生の凱旋に大喜び。終始、興奮した表情でふれあいの時間を楽しんでいた。

努力と感謝

全校生が集まった講堂は、朴選手の登場によって一気に沸き返った。

卒業生の凱旋に全校生が大喜び

歓声と紙吹雪を浴びながら壇上に上がった朴選手は、笑顔で生徒代表から花束を受け取った。その後、参加者たちとともに自身のプレー写真がまとめられた映像を観賞。マイクを受け取ると、「報告会の場を設けてくれて嬉しく思っているし、こうしてみんなが集まってくれたことに感謝している」とし、「2つだけ話したいことがある」と語った。

1つ目は、「諦めずに努力しつづければ、必ず成功できる」ということ。

「日本学校を出て成功するのではなく、日本社会で朝鮮人として生きて朝鮮学校に通って成功すれば、多くの同胞が喜んでくれるし関心を持ってくれる。ウリハッキョ卒業を誇れる人間になってほしい」

朴選手は努力と感謝の大切さについて語った。

朴一圭選手は、2つ目に「常に感謝の気持ちをもってほしい」と語りかけた。

「自分たちが日本社会で朝鮮学校に通えるのは、アボジ、オモニがいて、ここにいる先生たちがいて、多くの同胞の愛情があるから。だから感謝の気持ちを持ってほしい。…自分たちが日本学校ではなく、なぜウリハッキョに通えているのか。そういうことを常々考えてほしい」

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