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洗練された舞台に賛辞/金剛山歌劇団公演、大阪の2公演に2550人動員

2019年07月13日 15:28 文化・歴史

歌劇団公演を観覧する観客たち

金剛山歌劇団2019アンサンブル公演「アリランの春~我らの願い 夢列車に乗せて~」大阪公演が2日、八尾市文化会館プリズムホールで行われた。実行委員長である総聯大阪府本部の夫永旭委員長をはじめとした同胞、日本市民ら約1800人が昼と夜の部に足を運んだ。

翌日に行われた城北初級創立60周年記念歌劇団公演(寝屋川市民会館)は、同校創立60周年記念事業実行委員会の金鍾河委員長(同校教育会会長)をはじめとした同胞、日本市民ら約750人で盛況を博した。

29年連続で歌劇団公演を観覧している日垣誠さん(58)は今年も見ごたえのある演目が多かったと感想を述べた。とりわけ、民族の分断によって引き裂かれた男女が、困難を乗り越えて再会を果たす内容のデュエット「ハナ ーひとつー」には「思わずこみあげてくるものがあった。実に素晴らしかった」と賛辞を惜しまなかった。

また、府内の朝鮮学校に通う女子生徒は「舞踊も歌も演奏も、どの演目も水準が高くて見惚れてしまいました」としながら、「来年の公演も大いに期待しています」と胸を膨らませていた。

【大阪支局】

 

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