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中国大会で銀賞を授賞/広島初中高吹奏楽部、アンサンブルコンテストで

2017年02月06日 14:50 文化 民族教育

チョゴリをまとって舞台に立った広島初中高の吹奏楽部員たち

広島初中高の吹奏楽部員4人が、2月5日にシンフォニア岩国(山口県)で開催された第40回全日本アンサンブルコンテスト中国大会・高等学校の部にフルート四重奏で出場し、銀賞を授賞した。同校がフルート四重奏で中国大会に出場するのは初めてのことである。

同部は108団体が出場した昨年12月の広島県大会で金賞に輝き、7団体に与えられる中国大会への出場権を掴んだ。指導講師によると、当時は同部の定期演奏会と時期が重なっていたことで十分な練習を積めず表現力に乏しかったという。黄純実さん(高3)、権美羽さん、張瑛未さん(ともに高2)、崔華瑛さん(高1)たちは中国大会までの約2カ月間、それぞれの感性を活かしながら、メロディーの場面毎のイメージを共有して作品の完成度を高めていった。

36団体が出場し、2団体にのみ「全国大会」への出場権が与えられる中国大会。当日には、広島初中高の教員や吹奏楽部の部員たち、出演者の父母たちが応援に駆けつけた。広島県代表として舞台に立った4人は、凛とした表情でチョゴリをまとい、フランス人作曲家F・ジャンジャンの「スキー・シンフォニー」を演奏した。曲の各セクションで主役が入れ替わり、軽快な音色を繋いでいく。ハーモニーに漂う「品のある情感」「ゲレンデのように真っ白な演奏」(審査員)で会場が包まれた。

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