公式アカウント

世界卓球2013、朝鮮が金メダルの快挙

2013年05月21日 11:13 スポーツ 主要ニュース

男女混合ダブルスのキム・ヒョクポン、キム・ジョン選手

パク・ヨンスン選手のシングルス優勝以来36年ぶり

表彰式で敬礼するキム・ヒョクポン(右)、キム・ジョン選手(写真は労働新聞ホームページより)

フランス・パリで開催された第52回世界卓球選手権大会・男女混合ダブルス競技で、朝鮮のキム・ヒョクポン、キム・ジョン選手が金メダルを獲得した。

18日に行われた決勝戦で両選手は、南朝鮮の李尚洙、朴英淑選手を4―2で下した。

予選1回戦と2回戦では、ギリシャとロシアをそれぞれ4―0で、3回戦と4回戦ではフランスと日本をそれぞれ4―2で下して順調に勝ち進んだ。さらに準々決勝では南朝鮮に4―1、準決勝では中国・香港に4―3で勝利した。

朝鮮中央通信によると、キム・ヒョクポン選手とキム・ジョン選手は決勝戦終了後の記者会見で、優勝の喜びを金正恩第1書記と朝鮮人民に捧げたいと語った。

世界卓球選手権大会で朝鮮が金メダルを獲得したのは、1977年にパク・ヨンスン選手が女子シングルスで優勝して以来36年ぶり。また、朝鮮が男女混合ダブルスで優勝を果たしたのは初めて。1991年に日本で開催された第41回大会では、北と南が統一チームを組んで女子団体戦で優勝した。

2000年代前半から朝鮮では、10代後半、20代前半の若い選手らの育成に力を注いできた。キム・ヒョクポン、キム・ジョン選手は2007年からダブルスを組んで競技に出場してきた。キム・ヒョクポン選手は2011年にカタールで開催されたピース&スポーツカップで、南朝鮮の柳承敏選手とペアを組んで優勝したこともある。

朝鮮中央通信は、キム・ヒョクポン、キム・ジョン選手の勝利は、建国65周年と祖国解放戦争勝利60周年を「勝利者の大祝典」として迎えるために奮闘する朝鮮人民を力づけるものとなったと伝えた。

(朝鮮新報)

関連記事

Facebook にシェア
LINEで送る