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〈くらしの周辺〉「10年経てば」/劉英治

2005年03月07日 00:00 コラム

初級部からの悪友2人と久々に飲む約束をした際、ご丁寧にも、今付き合っている彼女を私に紹介しておきたいのだという。そして迎えた当日、目の前には悪友たちと、それぞれに寄り添う2人の日本人女性。正直心境は複雑だった。彼らが日本人の彼女と付き合っていたから.というのもあるが、その現実を半ば容認してしまっている自分がいたからである。2人とも、よほどの事がない限り別れるつもりはなく、ゆくゆくは結婚まで考えているという。彼らも学生時代には、相手はやっぱり同胞がいい、と言っていたのだが.これが現実なのだろうか。

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