爽やかな風が颯っと吹いて襞のついたチマが揺れた。丈の短いチョゴリの肩から半円を画いているまろやかな袖、チョゴリの胸元についているオッコルムも蝶のようにヒラヒラ舞った。…
「玄関に座布団」。これ、いまどきの「家庭訪問のルール」だそう。近所のお母さんたちに聞いてみると「玄関に座布団」と返ってくる。こう答えるのは、日本学校にわが子を送るお母さんたちの話。…
モンダンヨンピルのチャリティーコンサートを見た。地震の被害を受けたウリハッキョへの支援コンサートだ。会場のホールは前売り券だけで満席になったらしく立見席もでた。…
先日、学生のとき以来に祖国を訪問した。実に7年ぶりだ。あの頃から本当にいろいろなものが変わった。日々、発展する祖国の様子はもちろんのこと、「万景峰92」号の往来が途絶えてしまった今では、空路で乗継をし [...]…
最近、某私立大学で映像制作の講義をしている。学生たちに作らせる作品のタイトルは自由だが、半数以上の学生たちが自分のペットについての映像作品を制作した。完成度はそこそこ良く、かなり感動的なペットドキュメ [...]…
毎日授業を終えてみれば、いくら一生懸命準備しても反省点ばかりで、自分の力不足にため息が出ない日はない。対象が初級部児童だろうが高級部生徒だろうが、母国語の素晴らしさを教えることは容易でない。私なんかが [...]…
2年ほど前、婚活をお手伝いした元会員から、携帯に2通のメールが届いた。1通目はかわいい女の赤ちゃんの写メ。2通目は、実家のオモニが孫のために編んだという、これまたかわいらしいおくるみの写メ。そして「と [...]…
世界を旅していたとき、歩くといつも「Are you from Japan?」と声をかけられた。私は決して「Yes」とは言いたくなかった。日本が朝鮮を植民地にしたからではない。在日コリアンのプライドでも [...]…
朝鮮民族は、古くから婚礼の儀式を大切にしてきた。そこに込められた意味を知ると、悠久の歴史と伝統に育まれてきたウリ民族の儀式には、格式の中にも「実用性」が備わっていることに気づかされる。中でも「シネン( [...]…
満開の桜を見ると、大学卒業後の初出勤の日を思い出す。緊張と不安でドキドキする中、学校近くの停留所でバスを降りると桜が咲き並び、ピンクのトンネルのようになっていた。あまりにキレイだったので、緊張が少し和 [...]…