〈渡来文化・その美と造形 6〉法隆寺の建築様式
2010年02月22日 00:00
旧法隆寺若草伽藍は7世紀初に建立されたようであるが、670年焼失した。 今の法隆寺の再建がほぼ成ったのは8世紀初といわれる。 ところで、「上宮聖徳太子伝補闕記」によれば、「旧法隆寺の全焼後、人々は新し…
〈渡来文化・その美と造形 3〉法隆寺・釈迦如来三尊像
2010年02月01日 00:00
日本最古の木造建築で知られる法隆寺金堂に「釈迦如来三尊像」がある。聖徳太子の冥福を祈るため623(推古31)年に止利仏師に造らせた、ろう型鋳造による金銅仏である。 この像は、仏教が日本に伝来して初めて…
〈渡来文化・その美と造形 2〉広隆寺・宝冠弥勒菩薩半跏思惟像、宝髻弥勒菩薩像
2010年01月25日 00:00
敗戦後の日本で新しく国宝指定制度ができて、その第一号に指定されたのがこの「弥勒菩薩半跏思惟像」(宝冠弥勒)である。 「細い眼、はっきりした眉、それにつづく通った鼻筋によって、まことにすっきりと整えられ…
〈渡来文化・その美と造形 1〉石塔寺 三層石塔
2010年01月18日 00:00
滋賀県東近江市蒲生町 布引山丘陵の麓、石塔寺の山門をくぐり、158段の石段を上りつめると、突然視野が開け、数千墓の五輪石塔と石仏に埋め尽くされた台地に出る。その中に三層石塔がそびえ立つ。 この石塔は、…