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〈ウーマン・ヒストリー 28〉母子保健医療の先駆者/韓晨光(上)

近代医学と看護学を学ぶ 1914年「産婆規則」と「看護婦規則」が制定され、免許制度が始まるなど、助産師は植民地期も解放後も女性保健医療専門家として認められ、社会的に重要なポストを占めていた。その先駆者…

〈ウーマン・ヒストリー 25〉天道教女性運動の指導者/朱鈺卿

孫秉熙との出会い 平南肅川で男兄弟のいない一人娘として生まれた朱鈺卿は、貧しさのため8歳のとき、平壌妓生学校に入学した。 妓生学校では国語、作文、会話など基本教養から書画、歌、舞踊などを教わり、彼女は…

〈ウーマン・ヒストリー 24〉妓生から義烈団へ/玄桂玉

馬にのる妓生 玄桂玉は慶尚北道達城出身で早くに両親と死別し、17歳で大邱妓生組合に入り妓生になる。彼女は洗練された容姿に風流歌舞も優れ、漢文にも秀でていたためあっという間に人気を博し、大邱の名妓と呼ば…

〈ウーマン・ヒストリー 23〉近代女性東洋画家/鄭燦英

彩色画の師門下 日本植民地時代、代表的な女性画家といえば羅蕙錫 (1986-1948)が挙がるであろう。1900年代初頭、朝鮮に西洋画が入ってきた以後、20年代の朝鮮では西洋画導入期であり、羅蕙錫を筆…

〈ウーマン・ヒストリー 22〉朝鮮人初のスウェーデン留学/崔英淑

経済学を学ぶ 崔英淑の父は、農業から反物商に切り替え相当な財産を築いたため、娘英淑は幼いころから裕福な家庭で育った。普通学校をいち早く優秀な成績で卒業した英淑は、中等学校には14歳以上からしか入れなか…

〈ウーマン・ヒストリー 21〉初の朝鮮料理本の著者/方信榮

 大ベストセラーに 信榮は16、17歳の時、母親から本格的に料理の方法を学び始めた。彼女の母は娘に自身の料理法を教えながら、これを記録として残し、周りの女性たちに伝えなさいとよくいった。その言葉があっ…

〈ウーマン・ヒストリー 20〉朝鮮初の映画デビュー果した女優/李月華(下)

女性映画スターの誕生 その頃尹白南(映画監督、俳優、劇作家など)は、李月華の演劇での人気を背に映画作りを構想していた。 当時、女性たちの社会活動が禁止されていた慣習により映画界では男が女性の役をしてい…