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ホーム » Posts tagged with » 朝鮮と日本の詩人 (Page 7)

〈朝鮮と日本の詩人 54〉船方一

「白頭山の峰までも」 あなた方はチマとチョゴリでやってくる あなた方はよろこびとにんにくの匂いを ぷんぷんとまきちらしながらやってくる あなた方は誰にえんりょ気がねもなく 朝鮮語で歌いながらやってくる [...]…

〈朝鮮と日本の詩人 53〉新川和江

寒がらぬ傷の淵を 公州から扶余へ バスの窓外には棚田がひろがり あちこちで農夫たちが 田植えの支度に余念がない  …

〈朝鮮と日本の詩人 52〉上田忠男

山林丸ごと盗む日帝 食うための盗みに短銃が鳴ったのだ。それに対して如何なることが抗議され得るか。 またも一個の合法的な執行が静かな山林に谺する。 終わりのない貧乏に約束せよ 松は擔のために年輪を生んだ [...]…

〈朝鮮と日本の詩人 51〉窪田章一郎

朝鮮戦争への憤り込めて いつ止むとなき戦する韓国の乏しき収穫に寒き冬来む 米兵の血はもう流すなといらだてる将軍の肚も言葉にて聞く 韓国の兵は人間のかずならじその血流せといひ放つ将軍 軍需品つくりて生き [...]…

〈朝鮮と日本の詩人 50〉草野心平

民族の悲哀と怒りを暗示 高めの屋根の向うから。 叫びの如くまるで突如に。   その時おれはすべてが未知のまんなかで。 あかくて堅い坂の途中で振り向いたが。   叫びの如くガアッと迫 [...]…

〈朝鮮と日本の詩人 49〉城郁

静かな夜に響くアリラン 千葉県高根台公団住宅入り口に 朝鮮料理をたべさせる小さな店がある   ミノ レバ モモ キムチ トーフチゲ どれをたべても 口のなかが燃えるほどに トーガラシがきいて [...]…

〈朝鮮と日本の詩人 48〉浜口国雄

花に託す朝鮮民族への敬愛 花びらの芯から呻きがきこえてくる。 血を流しているむくげの花よ。 花を愛したことで人は殺害された。 花を植えたことで人は投獄された。 引裂かれたむくげの花。 朝鮮よ。 &nb [...]…

〈朝鮮と日本の詩人 47〉菅原克己

非転向政治犯への思い なぜ、ソスン君に ロープをかけなかったのか。 女は青、男は白、 それぞれの囚人服の上に 青いロープがかけられてきたのに、 なぜ、ソスン君にだけかけなかったのか。  …

〈朝鮮と日本の詩人 46〉佐野嶽夫

「朝鮮の兄弟」への強烈な連帯 佐野嶽夫は本名を太作といい「棕梠の木」「航海」「太陽へ送る手紙」などの詩集で知られる詩人である。静岡県の富士山麓に生まれ、東洋大学を中退した。一時小学校教員となったが、プ [...]…

〈朝鮮と日本の詩人 45〉後藤郁子

内に秘めた反抗の精神 朝鮮よ 何が何を 何を何に代えようとするのか 知って居るのか  …