これまで、わが国の主要な単姓(1字姓)を取り上げてきたが、今号からは複姓(2字姓)と帰化氏族の姓氏、そして移住氏族の姓氏について簡潔に述べたい。 まず複姓であるが、わが国の500近い姓氏のうち、単姓は [...]…
延氏は稀姓の上位で、33の本貫を持つ。主な本貫は谷山・開城・広州・南陽・忠州・徳山である。 延氏の歴史はかなり古い。紀元前277年に成立した高句麗の始祖王・高朱蒙(コ・ジュモン)の義父が延陀渤(ヨン・ [...]…
元氏の歴史は古い。新羅には元文と元弘が、高麗には元器と元師、元貞公の名が見え、有名な元宗は、過酷な収奪に抗して大規模な農民暴動をくり広げている。 さて元氏は著姓の中程に位置し、42の本貫を持つ。基本的 [...]…
石氏は稀姓の後半に位置し、73の本貫を持つ。 主な本貫と始祖は、花園(慶尚道)・石汝明、忠州・石冑(ソク・チュ)で、ともに高麗の文臣。ほかに広州・楊州の本貫が知られている。 石氏の歴史は古く「三国史記 [...]…
禹氏は著姓の後半にあって、35の本貫を持つ。 主な本貫と始祖は、丹陽・禹玄、栄川・禹傳(ウ・ジョン)、剛州・禹允成、木川・禹仲祥で、みな高麗の中央・地方の官吏と伝えられる。 禹氏は高麗初期に門閥を形成 [...]…
朱氏は稀姓の上位にあって、本貫は93を数える。 主な本貫と始祖は、陵城・朱餘慶、羅州・朱仲紹、押海・朱玄進、熊川・朱大翊、新安・朱潜、全州・朱仁で、やはり高麗の官吏が多い。 朱氏の登場は三国時代で、5 [...]…
辛氏は高麗中期に、1つの門閥を形成したと見られ、時を経て51の本貫を擁し、著姓の中程に位置するようになった。 代表的な本貫と始祖は、霊山(慶尚道)・辛鏡、寧越・辛君才、高霊・辛靖で、霊山辛氏からは辛憙 [...]…
玄氏一族は千有余年の歴史を持つ。 史書によると、新羅末の景明王2(918)年、玄昇という貴族が見え、高麗建国時には、玄律という兵部朗中(正5品)がいたとある。 したがって玄氏は、一族が繁栄して稀姓の最 [...]…
閔(ミン)氏は、長い歴史と由緒を持つ大門閥である。 閔氏は著姓の中程に位し、25の本貫を持つ。主な本貫と始祖は、驪興(リョフン)・閔稱道、黄驪・閔存壽、栄州・閔慵で、みな高麗の官吏。ほかに漢陽・竹山・ [...]…
田氏は稀姓の最上位にあって、本貫は142を数える。 主な本貫と始祖は、泰山・田寵文(チョン・チョンムン)、霊光・田宗會、延安・田モク、潭陽・田得時で、みな高麗の文・武臣である。 そのうち、田寵文は高麗 [...]…