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〈高演義先生の情熱教室〉「有終の美」を飾るとは?

若干言い残したこと、書き残したこと 「あんたは文章書きすぎだから、少々休んでみなはれ」「露出しすぎ」とカミさんから言われたのは、1ヵ月ほど前だったろうか。断筆命令である。トホホ。 世間の女房というのは…

〈高演義先生の情熱教室〉在日朝鮮人の言語生活についての一考察

抵抗の武器としての宗主国言語 1945年、8.15解放を同時的に迎えながら、私たちが本国同胞と決定的に異なる点があるとすれば、それは、爾来70年以上ずっと海外生活者であり続けたということであろう。私た…

〈高演義先生の情熱教室〉尼崎のウリハッキョ、朝大、そして留学同

今日はいつになくカラスの群れが多いようだ。啼き声で分かる。何があったのだろう。人間だけでなくカラスたちも規模の大きな集会をするというのは、どうやら本当のようです。 私は東京の西、米軍横田基地に近い小平…

〈高演義先生の情熱教室〉「当事者性」が奪われている/在日朝鮮人は永久に二級市民であるのか

冒頭から、いきなりこんなことを言って何ですが、たとえばこの私は安倍晋三氏がそうであるように高演義という名をもつ一個の人格であり、在日生活を運命づけられた(民族的には)朝鮮人であります。ところがこの国で…

〈高演義先生の情熱教室〉マザー・テレサのことばを前にして「朝米」・「在日」問題を考える

唐突ながらマザー・テレサのことばを紹介します。「愛の反対は憎しみではなく、無関心です」(「The Legacy—マザー・テレサ帰天10周年記念」、女子パウロ会)。 瞬間なぜかオバマのことを思いました。…

〈高演義先生の情熱教室〉今、朝鮮の子らが泣いている/「裁判」の一つの敗北を見て

大阪朝鮮学園が、大阪府・市による補助金の不支給決定の取り消しなどを求めた裁判の判決で、なんと大阪地裁は請求を棄却した。 無償化除外だけでは飽きたらず、補助金(その財源には在日同胞の税金も含まれている)…

〈高演義先生の情熱教室〉文化と政治と、そして再びの核論議

昨年の除夜、私は紅白は見ないので、たまたまNHKのEテレビで、先般亡くなった中村紘子のピアノ演奏特集を観た(聴いた)。彼女の奏法は、鍵盤を力強く打つことである。マルタ・アルゲリッチを観たときもそんな印…