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〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 9〉独立闘士・南慈賢

南慈賢(ナムジャヒョン)は封建的な儒学者の妻から抗日解放運動の闘士となり文字どおり自分の身を削って闘った女性である。 彼女は1872年、慶尚北道英陽郡で生まれた。父、南廷漢(ナムジョンハン)は、李朝の…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 6〉独立闘士・安敬信

安敬信は、女性の身で警察署に爆弾を投擲した独立闘士である。 彼女は、平壌女子高等普通学校技芸科を卒業後結婚したが、早くにして寡婦となる。国を奪われた悲しみのうえに自分の不幸まで背負った彼女は、教会へ足…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 5〉最初の婦人商店店主・李一貞

李一貞は、愛国烈士李儁の内助の妻として国債報償運動の先頭に立った民族主義的女性先覚者であり、女性の経済的自立を目的とした婦人商店を最初に始めた女性である。 1877年、両班の家庭に生まれた彼女は189…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 4〉独立運動家、教育者・趙信聖

趙信聖は、奪われた祖国と同胞のためにいばらの道を歩んだ、美しくも殊勝な独立運動家であり教育者であった。 彼女は、1867年平安北道義州の裕福な家庭に生まれた。しかし19歳の若さで未亡人となり、キリスト…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 3〉国内外で認められた才媛・尹貞媛

尹貞媛は女性として初めての日本をはじめヨーロッパの5カ国を12年間留学、勉学に励み、教育と独立運動に貢献した女性である。 彼女は1883年ソウルで生まれた。父尹孝定は1894年の甲午改革後、政府の財政…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 2〉朝鮮女性初の文学学士・河蘭史

河蘭史は、朝鮮女性として最初に文学学士学位を取得し、女性教育、民族運動を幅広く展開した先覚者である。 平壌で生まれた彼女は若くして前妻の子を持った仁川別監(管理職)河相驥の後妻として入った。 嫁いだ後…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 1〉朝鮮最初の洋医・金點童

金點童は、朝鮮初の西洋医学専門女医であり、医療活動を中心に啓蒙、宣教など社会活動に心身をなげうった女性である。 1877年、ソウルで生まれた彼女は開化思想に目覚めた父、金弘澤のおかげで梨花学堂(現梨花…