公式アカウント

  • ホーム >
  • 続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 18〉舞踊家 崔承喜(下)

絶賛を浴びて 1934年5月22日、崔承喜の第1回新作舞踊発表会の当日、東京は数十年ぶりの台風で暴風雨に見舞われた。それでも会場となった日本青年会館は観客で満ちあふれた。そして魅力あふれる彼女の踊りに…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 15〉女学校運営者・金貞蕙

金貞蕙は、早くにして寡婦となり、人生の半ばを過ぎた頃、生きるすべを知り貞和女学校を設立、女性教育と開化のために全財産を投じた女性である。 14歳の寡婦 朝鮮でも封建思想が根強い開城の生まれで、11歳の…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 14〉朝鮮女子義勇軍・朴次貞

朴次貞は、「民族解放こそ女性解放」を信念に朝鮮女子義勇軍を組織し、日本軍と戦うなか崑崙山の戦闘で負傷し散った独立運動家である。 次貞は国を奪われた1910年、慶尚南道東莢で生まれた。父は日本の植民地支…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 13〉独立運動家・金マリア

金マリアは、奪われた祖国と民族に対する限りない愛を抱き、不屈の精神で生涯を闘い抜いた独立運動家であり、女性啓蒙運動家である。 彼女は、朝鮮でキリスト教が最初に根付いた黄海道長淵で3人姉妹の末っ子として…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 12〉女将軍・金命時

金命時は祖国を取り戻すため21年間戦い続けた女性革命闘士である。 彼女は、慶尚南道馬山の出身。2男2女の4人兄弟で、上から2番目の長女。早く父を亡くし、母1人の手で育てられた。 母は民族意識の強い人で…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 11〉事業家・白善行

白善行は、苦労して築いた財を惜しむことなく社会のために喜捨し、奇特な人として尊敬された女性である。 彼女は、京畿道水原の貧しい家庭に生まれ、幼いとき平壌の中城に移り住むが、7歳の時、父、白持鏞を失う。…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 10〉労働運動家・姜周龍

姜周龍は、女性労働者の待遇改善を求めるスト団のリーダーとして平壌、乙密台の屋上で9時間以上の篭城ストを敢行した労働運動家である。 生まれたのは平安北道の江界。しかし朝鮮に対する日本の植民地化が始まり父…