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〈ヘイトの時代に 8〉襲撃事件10年、京都で集会

「暗闇」の先で得たもの 集会そのものが、闘いの成果を表していた。京都第1初級襲撃事件からの10年を振り返る集会「京都朝鮮第一初級学校襲撃事件から10年 民族教育に対する攻撃とたたかう―ヘイト被害回復と…

〈ヘイトの時代に 5〉言えなかった母への思い/京都第一初級襲撃事件、一変した家族の日常

2009年の在特会による京都第1初級襲撃事件当時、同校オモニ会会長だった朴貞任さん(52)は、ヘイトクライムによる被害を振り返り「日常を奪われてしまった」と強調する。 事件後、学校の教員らは事件の対応…

〈ヘイトの時代に 4〉選挙活動が差別扇動の場に/「絶対に許さない」、動いた市民たち

そんな現状を見て、動いた人たちがいた。 3月28日、日本人の弁護士などから成る有志らは、連名で京都府、京都市に対しそれぞれ申し入れを行った。有志らは9日のヘイトデモに対する有効な対応を求めるとともに、…

〈ヘイトの時代に 3〉繰り返されたヘイト、蘇るトラウマ/京都襲撃事件10年に際してヘイトデモ

また、起きてしまった。やりきれない思いでいっぱいだった。 3月9日の京都市の四条通。観光客でにぎわう繁華街の真っただ中で、ヘイトデモが行われた。デモは2009年から10年にかけ起きた「京都第一初級襲撃…

〈ヘイトの時代に 2〉「日本人が嫌いだった」/京都第一初級襲撃事件当時の児童が語る

「在特会が来た後、中学生の時までは、全ての日本人が嫌いだった」 現在、京都中高に通う安英林さん(3年)は昨年末の取材で、そう打ち明けてくれた。 在特会のメンバーらによる京都第一初級襲撃事件があったのは…

〈ヘイトの時代に 1〉学校が差別の現場に/京都第1初級襲撃事件から10年

「ろくでなしの朝鮮学校を日本から叩き出せ」「何が子供じゃ、こんなもん。スパイの子供やないか」「約束というものは人間同士がするものなんですよ。人間と朝鮮人では約束は成立しません」(当時の報道から) 20…