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〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 10〉朝鮮の活字文化、地上から根絶やしに

戦後70年経てもなお秘本扱い 日帝時代に日本人が奪った朝鮮の貴重な古書について調査をすればするほど、被害の深刻さと奥行の深さに驚きを禁じえない。 朝鮮総督府と植民地政策に奉仕した日本人御用学者らは、朝…

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 7〉奪った膨大な遺物で博物館造る

盗掘と不法売買を取り繕うポーズ 日本人学者らは「朝鮮古蹟図譜」の刊行をもって寺内が「文化事業」に深い「理解」を持ち「文化行政」に「功績」のある総督と持ち上げた。しかし、個々の写真図版にはなんら学術的な…

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 6〉総督府が推進した「古蹟調査事業」

遺物を古墳から暴きだし、際限なく盗む 朝鮮総督府が企画した「古蹟調査事業」は周到な予備調査を経たものだった。 前述した「取調局」の下調べとあわせて、「併合」前から「学術調査」を装った日本人考古・歴史学…

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 5〉専制君主しのぐ絶大な権力者、寺内正毅・初代朝鮮総督

「服従するか、さもなくば死を」 病弱で優柔不断の2代目統監曽禰荒助(そねあらすけ)から統監の座を引き継いだ寺内は、「韓国併合」を目前にして当時の大韓帝国政府と1910年6月24日に「韓国警察権委任に関…

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 4〉王宮に踏み入り、旧朝鮮総督府設置

計り知れない被害、諸悪の根源としての伏魔殿 かつて、南朝鮮で博物館として利用されていた旧朝鮮総督府庁舎は、1910年8月の「韓国併合」後、36年間にわたって朝鮮を支配した総本山だった。朝鮮人民にはかり…

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 3〉最大の盗品収集家は、伊藤博文

高麗青磁の盗掘に狂奔した日本人の熱狂ぶり 先祖の墓には決して手を着けない朝鮮人の倫理意識を踏みにじり、支配民族の権威を笠に着て他国の文化遺跡を乱暴に破壊した醜い姿が、関野貞(当時、東大帝大助教授)の書…

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 2〉高句麗、新羅、百済古墳群を乱掘

「保護と学術的研究」とは無縁な蛮行 1905年に「乙巳5条約」を捏造し、武力の威嚇による締結で、朝鮮の死命を制した日帝は、5年後の「併合」を目指し醜悪な策略を着々と進めた。 朝鮮侵略と統治の政策を統監…