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〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 82〉ウナギ

最後に「蒲焼」を食べたのはいつだったか。価格が高騰し庶民には手を出しにくくなった感のある「ウナギ」。遠く太平洋で産卵するらしい。孵った稚魚は親とは似ても似つかぬ形をしている。最終的にシラスウナギとして…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 79〉アユ

ご存知高級魚の「鮎(アユ)」、朝鮮名は「ウノ(銀魚)」。口が大きく、エラの少し後ろに黄色い楕円形の斑点がある。若い鮎は雑食性で昆虫なども食べるが、大きくなると川底の石に生えた藻類を主食とする。一年で寿…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 78〉マンシュウマス

朝鮮名「ヨルムゴ」。シベリヤ、中国、朝鮮半島に生息し日本では馴染みのない魚。マスの仲間にしては口が小さい。大同江魚類標本は「液浸標本」なので色彩に乏しいのが残念。本来なら本種はキラキラした銀色の体に黒…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 77〉コウライイワナ

今回から大同江の魚類標本の紹介。初回は「コウライイワナ」。イワナは川の上流、渓流の冷たくきれいな水を好む。食欲旺盛だが警戒心の強い肉食魚だ。他の河川に棲む個体群との交流が極めて少ないため同じイワナとい…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 76〉ザリガニ

甲殻類最後は「チョウセンザリガニ」。子どもなら一度は経験があるだろうザリガニ採り。日本で普通に見られるザリガニは外来種である「アメリカザリガニ」で田んぼや池、小川などよくみられる。本種は低地ではなくき…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 75〉オサガニ

甲幅およそ35ミリで少々横長の平たい長方形。脚にはフサフサと毛が生えている。なんと言っても特徴は長い眼柄だ。河口や干潟の砂に潜み眼だけを突き出してあたりを見渡す。まるで潜望鏡を出した潜水艦だ。展示標本…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 74〉アリアケモドキ

背中に横一線に隆起した線がある。多くの「カニの甲」は独特な起伏があり人の顔に見えたりもするが本種もなんとなく人面をイメージしてしまう(筆者だけ?)。標本ではわかりにくいがおなかに赤い模様がある。歩脚に…