〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 49〉官妓杜香―生涯の恋
2013年03月05日 15:51
大学者李退渓の後を追う 毎年行われる「杜香祭」 1987年から忠清道の丹陽郡では、26歳という若さで自ら命を絶った「杜香」(トゥヒャン=16世紀)という官妓の墓所で彼女の魂を慰めるため祭祀を行っている…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 48〉才色兼備の詩人-笑春風
2013年02月13日 10:17
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 47〉王位から世子を引きずり下ろした絶世の美女ー於里(15世紀)
2013年01月15日 15:08
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 46〉壬辰倭亂の義妓-桂月香(?~1592)
2012年12月11日 15:05
肖像画が京都で発見 前代未聞、妓生の肖像画を祭る 妓生の肖像画が存在し、その妓名と肖像画の由来が明らかにされ、ましてや1815年当時には藏香閣という祠に祭られ、年に一度祭祀が行われていたというから驚き…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 45〉服を脱ぎ潔白を示す-南陽洪氏(17世紀)
2012年11月07日 10:23
「貞節」絶対視する不条理 嫁してすぐに夫が病死 洪氏(17世紀)の死に際して、当時の学者李栽(リ・ジェ 1657~1729)は自身の文集「密菴集」(ミラムチプ)に、彼女が「烈婦」に叙せられたいきさつを…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 44〉父の口癖は「家督を継がせたかった」 / 淑人慶州金氏
2012年10月13日 11:58
実家と嫁ぎ先から最大の賛辞 女性に対する抑圧が社会的に強化されていった17世紀の朝鮮王朝時代、「家督を継がせたい」と父に言わしめた女性はそう多くはいないだろう。 淑人(正三品堂下官と従三品文武官の妻に…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 43〉同知中樞府事を告発した奴婢-景伊
2012年08月27日 10:20
当代きっての権力者を横領で訴える 妓生から奴婢に 景伊(キョンイ)は元々、南怡(ナム・イ、1441~1468)の妾妓であり、妓名は卓文児(タク・ムナ)、舞踊の名手でとても美しかったという。 彼女を愛し…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 42〉王が政治的ライバル、政治に熱心だった姫君-和緩翁主
2012年07月31日 13:27
父王の溺愛 和緩翁主(ファワンオンジュ=1737~1808)は朝鮮王朝第21代王英祖の娘であり、米櫃に閉じ込められ餓死した思悼(サド)世子の実妹であり、22代王正祖の叔母でもある。
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 41〉光海君をめぐる宮女たち-韓保香と「貴妃」(17世紀)
2012年07月05日 16:28
たとえ廃位になろうとも 忠誠心の行方 王族と運命を共にした宮女たちは、最後まで忠誠を尽くした者とそうでない者がいる。光海君の宮女というと金介屎(キム・ゲシ、連載2010.9)が特に有名だが、他にも光海…