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〈徐千夏先生の保健だより 10月〉子どもの耐性と大衆性を育てよう

イギリスの小児科医イリングワースは「しつけをしないことは子どもにとって有害であり、子どもを〝甘やかす〟ことになる。その結果、甘やかされた情緒不安定な子どもができあがる」「しつけを行っておかないと、非行…

〈徐千夏先生の保健だより 7月〉ペットボトル症候群に要注意

のどがかわいた時に口あたりのよいジュース、サイダー、スポーツドリンクなどの清涼飲料をのむと、飲んだすぐはのどのかわきもなくなりスッキリします。しかし、すぐにまたのどがかわき、ジュースをがぶ飲みしてしま…

〈徐千夏先生の保健だより 6月〉10代の食事とサプリメント

最近、サプリメントということばをよく目にするようになりましたが、このことばの語源を知っていますか? これは、英語のsupplementを音読したもので、「補足、追加、付録」といった意味だそうです。人は…

〈徐千夏先生の保健だより 5月〉摂食障害-思春期の危険なダイエット

ダイエット(diet)は本来、健康を取り戻す治療食という意味でした。しかしいつの間にかやせるための食事をダイエットと呼ぶようになり、間違った食事によっていろいろな弊害が起こるようになりました。マスコミ…

〈徐千夏先生の保健だより 3月〉夜更かし-身体や脳の成長を妨げる

日本学校保健会の調査では、多くの小学生、中学生、高校生が学校の授業を受けている時間帯に「眠たい」と訴えています。そして、その理由として夜更かし型の生活をあげています。小学生は、家庭全体が夜更かしで、そ…

〈徐千夏先生の保健だより 2月〉左利きの子-矯正は無理しないで気長に

幼稚園の頃はそれほど気にしていなくても、小学生にあがると同時に、子どもの左利きのことに焦りを感じてくる保護者の方はいらっしゃいませんか? 実は私も左利きなのですが、文字を書く時とハサミを握る時だけは右…

「保健だより」の連載を終えて/子どもの心と体のケア 考える、気づくきっかけに

児童心理のプロフェッショナルが必要 私は養護教諭です。養護教諭とは保健室の先生です。「養護を掌る」その言葉通り、子どもたちを守り、心を育てる職務です。学校長が父親なら養護教諭は学校の母親みたいな存在で…