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〈歴史の「語り部」を探して〉「軍都」に見る加害の姿/広島編

広島と長崎に米国の原子爆弾が投下されてから77年。戦後から「ヒバク」地として象徴される「ヒロシマ」の姿は世界中の市民らに広く知られている。しかしその裏に隠れる「軍都」としての加害の姿はあまり認知されて…

被爆者認定に新基準/同胞被爆者も対象

広島、長崎への原爆投下後に降った「黒い雨」で健康被害を受けた人たちへの救済措置となる被爆者認定の新基準が設けられ、1日より運用が開始された。 「黒い雨」は原爆投下で生じた放射性物質と火炎で発症した煤な…

【新企画】〈社会を知る〉地震発生直後のヘイトデマ

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。 地震発生直後のヘイトデマ 3月16日、福島県沖を中心に発生した地震直後、SNS上で朝鮮人をおとしめるデマが多数書き込まれた。内容は1…

〈明日につなげる―無償化裁判がもたらしたもの―〉広島弁護団(下)

未来見えた経験、探す連帯の形 2021年7月27日、最高裁第3小法廷は、朝鮮高校を高校無償化の対象から除外したのは違法だとして、処分の取り消しや損害賠償を求めた広島朝鮮学園と広島初中高の卒業生らの上告…

〈明日につなげる―無償化裁判がもたらしたもの―〉弁護士たちの思い・広島

「出自」教える尊さを再確認 広島無償化裁判は、2021年7月27日に最高裁が原告側の上告を棄却したことにより終結を迎えた。無償化裁判という経験、そして課題について、広島弁護団に携わる弁護士、司法書士た…

〈明日につなげる―無償化裁判がもたらしたもの―〉広島弁護団(中)

身近な異文化、「違い」を想像して 「ウリハッキョ出身がおらず結成当初は苦戦した」(呂民愛司法書士) 「呂さんと出会うまでは、広島に朝鮮学校があることも知らなかった」(秋田智佳子弁護士) これらの言葉か…

〈明日につなげる―無償化裁判がもたらしたもの―〉広島弁護団(上)

人権侵害への共通認識 2013年8月1日、愛知と大阪に次いで 3番目となる高校無償化裁判が広島で始まった―。12年末の第2次安倍政権の発足後、文科省は、朝鮮高校への支給根拠となる規定を削除する省令改悪…