「正しい歴史認識を」 日本の植民地時代に強制連行され過酷な労働を強いられて、群馬県内で犠牲になった朝鮮人のための追悼式が4月23日、群馬県立公園「群馬の森」の「記憶・反省・そして友好」の追悼碑の広場で [...]…
旧厚生省が1971年、祐天寺(東京都目黒区)に委託し安置されているものと思われていた旧日本海軍軍属の朝鮮人犠牲者の遺骨が偽物で、しかも、A級戦犯が祭られている靖国神社に合祀されていた事実が昨年12月に [...]…
今年、朝鮮は日本の不法な植民地支配から解放(8月15日)されて60年を迎える。しかし、日本はこの間、侵略の過去を清算しようとしてこなかった。今でも、日本各地には数万人分の朝鮮人犠牲者の遺骨が眠っている [...]…
6. 国のとるべき救済措置 (1)治安維持法廃止後の措置として、まず、1945(昭和20)年10月7日に大赦令が公布された。同令の第1条は、「昭和20年9月2日前左ニ揚グル罪ヲ犯シタル者ハ之ヲ赦免ス。 [...]…
熊本市が熊本朝鮮会館(熊本市九品寺)の固定資産税及び都市計画税を一部免除したのは違法として、「救う会熊本」のメンバーが、幸山政史市長に減免の取り消しを求めていた訴訟の判決が21日に行われた。熊本地裁は [...]…
同胞女性のコーラス40年 三多摩の遅い春が満開の桜とともにやってきた。 夕闇に映えて白く浮き上がる庭に咲く山桜。李貞年さん(69)の表情にもウキウキした春の気分が伝わってくる。 それもそのはず、記者が [...]…
5. 国の救済義務の発生 (1) 本来、国による人権侵害性が認められたならば、国は、その時点で直ちに被害者救済のために必要な措置をとるべきである。しかも、侵害された人権が、精神的自由権の最も中核的な「 [...]…
3. 申立人の人権-「思想良心の自由」「表現の自由」 (1)本件で、処罰の対象となった申立人の行為は、国側の資料である特攻月報によれば、第1に、朝鮮総督府勤務中に、「半島人官吏の差別的処遇条件を目撃し [...]…
第6. 本委員会の判断 1. 本件の問題点 本件では、申立人の言動が治安維持法違反によって処罰されたことが、申立人の表現の自由、思想良心の自由などの人権を侵害したと評価しうるか、が問題となる。…
2. 事実認定の理由 (1)上記事実認定の根拠となる資料として、1「西宮・甲陽園の地下壕を記録し保存する会」発行の「埋もれた歴史に光をⅡ-西宮と朝鮮人-」、2朝鮮人強制連行真相調査団編「朝鮮人強制連行 [...]…