資本主義の行きづまりを多様に活写 タイトルを目にしてとっさに思い浮かぶ人名があるだろう。「近代世界システム」といえば、言わずもがなのイマニュエル・ウォーラーステイン、そして「新自由主義」と聞けば、あ [...]…
(序めに) 勇俊兄さん 陰暦の三月三日がくるね 南から燕が渡ってきて/蛇は冬眠を終えて/ 這い出してくるよ 椿咲き 菖蒲の芽も息吹いてきた/この日は 七十歳で死んだ ちょうどアボジの十三回忌/一族、親 [...]…
不滅の文字に息吹を与える 2015年初頭の日本の行政やメディアの声高な「戦後70年」というキーワードは、いささか耳障りだった。 祖国は植民地から解放されたとはいえ南北に分割されたままの70年。そして在 [...]…
記者が取材したハルモニたちの中で、幼少期に学校に通えた女性もわずかにいるが、しかし、全体の中ではごく少数だった。当時、朝鮮半島では初等教育機関である普通学校に上げてもらえなかった少女が圧倒的に多かった [...]…
新羅・渤海時代 高麗文化というとややもすれば、高麗磁器と八万大蔵経などの仏教経典のみを思い起こす。高麗文化は、決してこれにとどまらない。開城市の世界遺産を訪ねる時、高麗王朝陵墓の探訪は欠かせない。高麗 [...]…
“歴史の節目に何を表現するのか” 「対談中、幾たびか脳裡をよぎったのは『もう確実なことはなにもなくなった』という言葉だった…」 歴史修正主義が台頭し、軍国主義への動きが加速する中で、権力に迎合したマス [...]…
歴史究明への果てしない情熱 平和の島と形容される済州島。今では世界中から観光客が押し寄せる有数のリゾート地として名を馳せている。ここに世界史でも稀な大虐殺による慟哭の歴史が刻まれていると誰が想像するだ [...]…
朝鮮童謡の開拓期 朝鮮児童文学の特殊性は国を奪われた日帝植民地下で誕生したことと言えるだろう。当時朝鮮は形式上、表向きには近代化が成されていたが内部には相変らず前近代的な封建的習性が根強く残っており、 [...]…