国あげての一大年中行事 朝鮮では、立冬を迎えるとあわただしい冬支度にとりかかる。その代表格はなんといってもキムジャン(キムチ漬け)だろう。キムジャンは、かつては国あげての一大年中行事で、この時期になる [...]…
在日朝鮮人の歩みをたどる 漫画の命は線である。連続する一定の大きさの枠内に、その線で描かれ息を吹き込まれたキャラクターがさまざまな動きを見せる。一定の大きさの枠-「コマ」-の中にはキャラクターのみなら [...]…
民衆の信仰の中で生きた守護神 チャンスン。朝鮮の民俗文化遺産の一つとして、あまりにもよく知られた存在である。しかし、昨今では博物館や歴史民俗資料館以外ではなかなか見ることができない。 チャンスンとはい [...]…
「家伝」の味漂う露天貯蔵庫 チャンドクデ。 ひと昔前まで、朝鮮のどの家でもごく普通に見られた、甕置き場である。醤油、味噌、コチュジャン(唐辛子味噌)など、伝統的民族食品を自家製で製造し、保管する場所だ [...]…
無残に引き裂かれた人物を象徴 古今東西の絵画作品には「鏡」が多く登場する。鏡の前で髪を結い上げる女性を描いた作品をはじめ、自画像の制作では鏡が用いられるだけでなく、しばしばその鏡自体がキャンバスに描か [...]…
夏彩る農村の手軽な避暑法 朝鮮では古くから、濯足、流頭、背沐などで夏の暑さを凌いだといわれる。濯足は水に足を浸して涼を得る方法で、「東国歳時記」にもその記録がみえる。流頭、背沐は、文字通り髪や背中に水 [...]…
「これから描きまくるよ、朝鮮の悲劇を」 画面上部から右半分に人の群れが描かれる。左手前に描かれた埋葬の見物者の波であろう。あるいは胸を打って慟哭し、あるいは顔に両手をあてて嘆き悲しむ。小さな亡骸は抱き [...]…
民衆とともに呼吸する 都会をはなれ、農村に足をふみいれると、どの集落でも必ずといっていいほど、ひときわ目を引く巨木に出あう。タンサンナム(堂山樹)とよばれる村の守護神樹である。主にケヤキ、エノキ、イチ [...]…
在日同胞「帰国要請運動」の集大成 総勢50人を超える人々が描かれている。横幅4メートルの壮大なスケールの作品。実寸大を想像しながら本作品を鑑賞してみる。 まず、この丹念に表現された人々の中から何人かを [...]…
誇らしげに綴った「朝鮮」の文字 どこからともなく集まってきた3人の男の子が描かれている。中央の男の子は、力強く背伸びをし、振り上げた右手で壁に文字を書いている。画面左下の男の子はこちらを向いて座り、左 [...]…