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〈学美の世界 13〉社会の傾向性に対する自立/康貞淑

多種多様な作品群は、表現とは何か、自由とは何かと問われた子どもたちが、紡ぎだした声である。大河に沿って流れることが自由なのか、はたまた流されまいと逆行することが自由なのか。

認知過程が表出される幼年期を経て成長し、社会性を身につけていく子どもたち。彼らが社会の傾向性に対し自立していく制作過程は、自己形成の礎となる。図工・美術は、子どもたちが自らの意思で道標を立て、ゴールを目指す。彼らは成すために必要な要素を、幾重にも織り込み創造する。じっくり煮詰めて構成するときもあれば、瞬発力で言い切ることもある。

作品は作者自身を映す鏡であると同時に、観る側の姿勢も映している。作品を介して鏡像関係が成り立つとき、鑑賞者は子どもたちの心髄に迫る。そして、作品から放たれる彼らのシグナルをキャッチし、共鳴するのだ。学年が上がると、作品には隠喩的表現が散りばめられ、それらを読み解こうと、鑑賞者は作品と対峙し、しばし陶酔する。

学生美術展は、子どもたちがシグナルを四方八方へ発するプラットフォームである。聴こうとすれば聴こえ、視ようとすれば視えてくるだろう。

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