〈千葉ハッキョの会訪朝団の報告 8〉訪朝、そして「その後」／金有燮 　

ハッキョと朝鮮の関係とはいったい？こんな問題意識から始まった「千葉ハッキョの会訪朝団」も今回で4度目となった。

私はかつて朝鮮学校の生徒たちの祖国への修学旅行を引率してきた経験から、訪朝自体が貴重な体験であることはもちろん、「その後」の学びがより大切であると強く感じてきた。それは大人や子ども、朝鮮人や日本人に関わらず、全ての学びにおいて同じことではないだろうか。なので訪朝はゴールではなく、スタートとなる。ここから本当の学びや実践がスタートするのである。

「チュチェを知る千葉の会」の学習会のようす

かくして、目の前の朝鮮学校問題から、さらには東アジア情勢やチュチェ哲学まで、訪朝団の果てしない追求は訪朝後からスタートした。