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“非同盟諸国は団結を”/国連総会で朝鮮代表が演説

2019年10月01日 17:25 共和国

朝鮮中央通信によれば、第74回国連総会の期間に行われた非同盟運動の外相会議で朝鮮代表が9月26日、演説し、非同盟諸国間の親善・協力関係をいっそう強化発展させていこうと訴えた。

朝鮮代表は、国連安保理で「大量殺りく兵器保有説」という欺瞞劇が演出され、それによって強行されたイラクに対する武力侵攻は国連の歴史に恥辱の1ページを残したと指摘。「一方主義による強権と専横がいっそう露骨になっているこんにちの現実において、この事件は決して昨日のことではなく、主権国家が今後も永遠に忘れてはならない深刻な教訓である」と述べた。

そのうえで、「非同盟運動をいっそう強化するうえで最も重要な問題は、非同盟諸国間の団結を実現することだ」と強調。今後も非同盟運動の理念と原則を守り、運動の統一団結と、非同盟諸国間の親善・協力関係をいっそう強化発展させていくという朝鮮政府の立場を表明した。

27日には77カ国グループの外相会議が行われた。朝鮮代表は演説で、朝鮮が今後も正義と平等、公平性に基づいた新しい国際経済関係を樹立し、集団的自力更生に基づいた南南協力をいっそう拡大発展させるために責任と義務を果たしていくと述べた。

会議では朝鮮に対する制裁を排撃する77カ国グループ加盟国の一致した立場が反映された宣言が採択された。宣言では板門店宣言と朝米共同声明を歓迎し、関連国がこれを誠実に履行することが朝鮮半島の平和体制構築に寄与すると訴えた。

また朝鮮代表は23日、全般的医療サービスに関する国連総会高位級会議と、気候変動首脳会議でそれぞれ演説した。

医療サービスに関する会議では、朝鮮政府が人民の健康に責任を持つことを国策とし、社会主義保健医療事業に引き続き大きな力を入れ、国連持続開発保健目標の実現を目指す国際的努力に積極的に寄与すると述べた。

気候変動会議では、人類の生存を脅かす資源の乱用と環境破壊に言及し、朝鮮政府は全地球的な気候変動問題、環境保護のための国際的な努力に積極的に加勢していく立場を言明した。

(朝鮮新報)

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