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〈九州無償化裁判〉“3.14不当判決を忘れない”/高裁勝利を目指し総決起集会

2019年09月19日 09:44 民族教育

総決起集会には約180人が駆けつけた

九州無償化裁判の1審で不当判決が下された2019年3月14日。その日の記憶は、裁判を闘ってきた九州の同胞、日本市民らの脳裏に深く刻まれている。あれから6カ月がたった9月14日、福岡市・都久志会館で行われた「3.14不当判決糾弾福岡高裁勝利総決起集会」(主催=朝鮮学校無償化実現・福岡連絡協議会)の会場は約180人の参加者たちで埋まった。集会後は7月11日、8月8日につづいて3回目となる街頭宣伝「3.14を忘れない木曜行動」(毎月第2木曜)が博多の繁華街である天神で行われた。

大きな壁に立ち向かう

今回の集会は、10月2日から開始する福岡高等裁判所での2審に立ち上がることだけが目的ではない。

ここ数カ月の民族教育を取り巻く状況を見ると、東京と大阪の無償化裁判において最高裁判所が原告側の上告を棄却(8月27日)し、原告敗訴が確定。そればかりか日本政府は、10月からスタートする幼保無償化の適用対象から朝鮮幼稚園を除外しようとしている。

福岡連絡協議会はこれらの不当な判決・措置を糾弾し、無償化裁判で勝利するため総決起集会を開いた。

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