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記録集「関東大震災時の朝鮮人大虐殺と植民地支配責任」、朝大朝鮮問題研究センターが発行

2019年09月04日 07:18 主要ニュース

記録集「朝鮮人大虐殺犠牲者追悼シンポジウム 関東大震災時の朝鮮人大虐殺と植民地支配責任」

朝鮮大学校朝鮮問題研究センター(以下、センター)が、関東大震災96周年になる9月1日、記録集「朝鮮人大虐殺犠牲者追悼シンポジウム 関東大震災時の朝鮮人大虐殺と植民地支配責任」(A5版、158ページ)を発行した。

センターが昨年9月に主催した朝鮮人大虐殺犠牲者追悼シンポジウム「関東大震災時の朝鮮人大虐殺と植民地支配責任」では、朝鮮人大虐殺の真相と責任の所在、問題解決に向けた課題が、この問題に第一線で取り組んでいる朝・日の研究者、市民運動家らによって明らかにされた。

記録集は、シンポに出演した体験者遺族の証言や識者たちの見解をまとめたもの。貴重な写真資料も掲載され、証言リストや事件などが分かりやすく表にまとめてある。

編集者はまえがきで、「虐殺否定論が公然と叫ばれ、在日朝鮮人への暴言・暴行、高校無償化制度からの朝鮮学校の除外など、民族教育権利を侵害する行為が後を絶たない今日、この記録集の発行は大きな意味を持つものと確信している」とし、「この記録集が日本の侵略戦争、植民地支配の責任を根本的に問いただし、朝鮮半島と日本の真の友好と親善に役立つことを願ってやまない」としている。

センターでは資料集(頒価1300円)の注文をFAXまたはEメールで受け付けています。件名に「関東大震災時の朝鮮人大虐殺と植民地支配責任購入」と記したうえで、本文に氏名(ふりがな)、住所、電話番号、注文冊数を記入してください。別途、送料がかかります。

TEL:042-346-0414

FAX:042-346-0405

Eメール:kucks@korea-u.ac.jp

(朝鮮新報)

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