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〈インターハイ・ボクシング〉金メダルへ、あと1勝/大阪朝高・梁章太選手

2日に行われた「全国高等学校総合体育大会」(インターハイ)ボクシング競技(宮崎市総合体育館)ウェルター級準決勝で大阪朝高3年の梁章太選手が3-2(30-27、29-28、29-28、28-29、28-29)の判定勝ちを収め決勝進出を決めた。高校ボクシング6冠を達成した李健太選手(大阪朝高、2013年)以来となるインターハイでの金メダル獲得へ、あと1勝のところまでたどり着いた。

インターハイの金メダル獲得へ、あと1勝のところまでたどり着いた梁選手(右)

インターハイのボクシング競技は準々決勝まで2つのリングで試合が行われるが、準決勝からはリングが1つになる。全観客の視線が注がれるうえ、決勝進出がかかった大一番とあって「いつも以上に緊張を感じていた」と梁選手。尹成龍監督も試合前から一抹の不安を覚えていたが、その予感は的中する。

1日の準々決勝で昨年度インターハイ2位の強敵を倒した梁選手は、前日と同じくパワーが持ち味のインファイターと対戦。1Rこそ右ジャブで距離を保ちつつ機を見た左ストレートで主導権を握ったが、2Rは積極的に前に出てくる相手に苦戦する。3Rも攻撃の糸口を掴めず、判定にもつれこんだ。

最終的に判定で勝利を収めたものの、本人としては「もっと自分のボクシングを表現できれば」と悔いが残る試合内容だった。

金メダルをかけた決勝の相手は、全国ジュニアボクシング大会で数々の実績を残し、高校1年生ながら勝ち上がってきた東海大熊本星翔(熊本県)の選手。

「パワーがあるファイタータイプ。ガツガツ来られても距離を置き、得意のアウトボクシングで勝負したい」

次戦のイメージを語る梁選手は「朝鮮人としてのプライド、『同胞代表』としてのプライドを持って決勝のリングに立ち、全力を発揮して絶対に優勝したい」と力強く抱負を語った。

インターハイでの金メダル獲得となれば、高校ボクシング6冠を達成した李健太選手以来、6年ぶりの快挙となる。大阪朝高ボクシング部の名前をいま一度、全国に轟かせられるか。運命の一戦は3日の12時から行われる予定だ。

(李永徳)