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高まる自由韓国党排斥の気運/解党求める声、南各地に拡散

南朝鮮で自由韓国党の解党を求める声が高まり、とくに今年に入って各階層の同党排斥気運が激しくなっている。2月、同党議員らによる5・18光州人民蜂起の歴史的事実をわい曲する妄言を契機に市民らの怒りが爆発し、さらに、4月の「セウォル」号惨事5周年を機に同党解体闘争はいっそう高まった。その闘争は日を追って大衆的性格を帯びて広範に繰り広げられている。

各地で自由韓国党の解体を求めるキャンドル集会が開催されている(5月17日、大田市民集会、連合ニュース)

起訴対象者が党代表に

朝鮮半島情勢が平和と和解に向けて大きく動いた昨年、これに逆行しようとする自由韓国党は6月の地方選で惨敗を喫した。9月平壌共同宣言発表後、とくに危機感をあらわにした同党は、北南関係改善の妨害を図る一方、「保守大連合」に活路を見い出して保守系政治家らに見境なく入党を呼びかけた。

そして「投獄されるべき人物」らが次々と入党し、自由韓国党の代表選挙(2月27日)に出馬表明し、国民の反感をかった。

とりわけ朴槿恵前大統領の側近である黄教安元国務総理は、サード配備の強行、統合進歩党の解散、セウォル号惨事の証拠隠滅など、朴槿恵と共謀、結託して働いた犯罪はおびただしい。

「重大犯罪の嫌疑にかけられた起訴対象者が表舞台に立つことができるのは自由韓国党のようなものがあるからだ。解党されるべきだ」(1月30日、「4月16日の約束国民連帯」声明)という声をよそに、党代表選挙では黄教安元国務総理が選出された。

一方、自由韓国党の国会議員らは「5.18真相究明公聴会」(2月8日)で、5.18光州人民蜂起を「北の特殊軍により起こった暴動」とわい曲し、遺族らを「『従北左派』が作った『怪物集団』」などと冒涜した。さらに、光州市民のデモを武力で鎮圧した全斗煥元大統領を「英雄」と評するなどの妄動を繰り返し、市民らの反感を買った。

「自由韓国党解体、積弊清算、社会大改革汎国民キャンドル大会」(3月23日、ソウル光化門広場)など大規模集会は、光州や大田、済州島をはじめ全域に拡大。自由韓国党の庭とも言える釜山や大邱地域でまで解体を求めるキャンドル集会が開かれた。

勢いは衰えず5月にも「自由韓国党解散!黄教安―羅卿瑗処罰!再度キャンドルを」(5月11日、ソウル光化門広場)、「5.18真相究明! 歴史わい曲処罰法制定! 妄言議員退出! 汎国民大会」(5月18日、光州)など、各地でキャンドル集会、記者会見、糾弾キャンペーン、市民大会を開催し、自由韓国党の解体を求めている。

自由韓国党解体を求める南の民心は、青瓦台(大統領府)ホームページの掲示板に掲示された「必ず自由韓国党を解散し、国を正すことを請願する」という請願に約180万人が賛同(5月)した事実が象徴している。

北メディア、連日非難

北側は労働新聞やウェブサイト「わが民族同士」などを通じて、連日のように自由韓国党に対する批判を展開している。

祖国平和統一委員会(祖平統)統一宣伝局は5月24日、長文の告発状を発表し、キャンドルを掲げた民心を恐れてセヌリ党の看板を「自由韓国党」に掛け替え、「反省」「刷新」「過去決別」などと騒いで立ち回ったが、その本質は変わることができないと指摘。自由韓国党のようながんのような存在をそのまま放置するなら、南朝鮮人民が願う新しい政治、新しい生活はいつまでも実現しないし、北南関係の発展と朝鮮半島の平和繁栄を期待できないと強調した。

また、祖国統一研究院は6月5日、南朝鮮各階層の自由韓国党解体闘争を伝える詳報を発表。自由韓国党の連中が民心の峻厳な審判を受けて破滅するのは宿命であり、歴史の必然であると強調した。

(姜イルク)