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在日朝鮮学生少年芸術団/平壌での迎春公演に参加

“鳴らし、守ろう!ウリハッキョの鐘の音”

【平壌発=金宥羅】「学生少年たちの2019年迎春公演」が2018年12月31日、平壌の万景台学生少年宮殿で行われた。各地の朝鮮学校に通う児童・生徒ら130人で構成された在日朝鮮学生少年芸術団が出演し、音楽舞踊劇「ウリハッキョの鐘の音(우리 학교 종소리)」を披露した。

平壌での迎春公演に参加した在日朝鮮学生少年芸術団

最初に舞台に登場したのは主人公のヨンイ。朝鮮の国花である「オオヤマレンゲ(목란、Magnolia sieboldii)」と国樹である「アカマツ(소나무)」をスケッチブックに描いていく。ヨンイとともにセットンチョゴリを着た児童や中級部の生徒たちがウリハッキョに通う喜びを軽快な踊りで表現する。

音楽の様相が変わり、舞台のスクリーンには、「高校無償化」制度から朝鮮学校を排除する不当判決が下されたことが記される。各地で無償化闘争を続ける同胞たちの姿がスクリーンに映し出され、舞台には世代と世代を超え闘いの中で守られてきたウリハッキョの鐘の音は、誰にも止めることができないという生徒たちの決意と力強い歌声が響き渡った。

平壌での迎春公演に参加した在日朝鮮学生少年芸術団

“世界で一番強い私たちの祖国があり、私たちの心はゆるぎない

青い夢抱き、明るい未来に向け羽ばたいていこう

鳴らし、守っていこう ウリハッキョの鐘の音“

朝鮮半島をとりまく情勢が激動した2018年。北南首脳会談、朝米首脳会談をリアルタイムで目撃し、また祖国で過ごす日々を通じ、発展し飛躍する朝鮮の姿を実感した生徒たち。その実感は、異国の地でも祖国を心の柱に民族教育の鐘の音を高らかに鳴らし、在日同胞社会の未来を担っていこうという決意、統一祖国の未来の担い手として学んでいこうという決意として、舞台に力強く響き渡った。

民族教育への逆風が強まる中、堂々と朝鮮人として学ぶ生徒たちの姿に、観客は惜しみない拍手を送った。

平壌での迎春公演に参加した在日朝鮮学生少年芸術団

公演後、主人公ヨンイ役を演じた大阪第4初級の生徒(初6、舞踊組)は「とても緊張したが、これまでの練習の成果を100%発揮することができた。祖国の人たちの温かい拍手に感動した」と振り返った。これまで日本で踊る機会も多々あったが「祖国で立つ舞台は特別だった」としながら「130人が団結し、大切なウリハッキョを守っていこうという決意を作品を通して伝えることができた」と笑みを浮かべた。

長野初中の生徒(中2、声楽組)は、「今日まで祖国の先生たちの温かい指導に公演の成果で応えようと練習に励んだ」と振り返り、「迎春公演の舞台は、ぼくたちがこれから在日同胞社会の柱、統一祖国の柱としてウリハッキョでしっかりと学んでいく決心を固める場となった」と語った。

迎春公演を観覧するために夫婦で祖国を訪れた同胞は「舞台で踊る子どもたちの姿から、親元を離れ祖国の懐で一生懸命に練習し、楽しい日々を過ごしたことが伝わってきた」としながら、「民族教育を守っていくというテーマを子どもたちがしっかりと胸に刻み表現していたことに感動した。この間指導してくれた祖国の先生方に感謝の思いでいっぱいだ」と話した。

(朝鮮新報)