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「130人が一つに」/第32回在日朝鮮学生少年芸術団

2018年12月26日 10:20 民族教育

感動の舞台を目指し

平壌で行われる2019年学生少年たちの迎春公演を数日後に控え、第32回在日朝鮮学生少年芸術団の練習も佳境に入っている。児童・生徒たちが目指すのは「130人が一つになった」舞台だ。

一心団結、合言葉に

「感動を捧げよう! 成功を目指し、一心団結!」

生徒たちが、迎春公演に向け、掲げた合言葉だ。日本各地から集まった130人の生徒たちは、約1カ月間、生活を共にする過程で、祖国の愛情と配慮に公演の成果で応えようと心を一つにしている。

最初は、顔も名前も知らない生徒同士、慣れない集団生活に戸惑いを見せることもあったが、祖国の教員やホテルスタッフの温かいサポートの下、互いに助け合う成長の日々を送っている。

万景台学生少年宮殿で練習する生徒たち

「私たちの生活を24時間サポートしてくれるホテルのスタッフたち、祖国の先生たちと関わる過程で、在日同胞に注がれる祖国の愛を実感を持って知ることができた」と話すのは長野初中の生徒(中2、舞踊組)。「祖国の人々の真心に、私たちがどのような姿で応えるか。芸術団メンバーで話し合いを深める過程で、みなが一心団結し、同じ気持ちで舞台に立つことで観る人に感動を与えようという一致した思いを持つようになった」。

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