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〈大阪無償化裁判〉「放棄せず、諦めず、最後まで」/大阪朝高オモニ会洪貞淑会長、報告集会での発言

2018年10月03日 13:41 主要ニュース

舞台に上がった府内の朝鮮学校のオモニ会代表たち

保護者として悔しさよりも怒りでいっぱいだ。政治に教育が利用され、司法が国を忖度するというに怒りを抑えることができない。ウリハッキョだけが高校無償化制度から除外され、行政からの補助金がなくなり8年が過ぎようとしている。この間、大阪朝高を卒業した生徒たちは1千人を超える。日本で生まれ育ち、これからもこの国で生活していくであろう子どもたちは、差別などものともせず、明るく前向きに日本社会で頑張っている。保護者である私たちが泣いてばかりはいられない。

この数年間、暗いトンネルをひたすら進んでいるようで心が折れそうになることもあるが昨年の一審判決で一筋の光が見えた。その光はまだ消えていない。トンネルには必ず出口がある。今こそ保護者と同胞、ウリハッキョを支えてくださるみなさんと手を取り、子どもたちの学ぶ権利のために歯を食いしばろう。

今、幼稚園や初級部に通う子どもたちが高校生になるまでにこの闘いを終わらせよう。放棄せず、諦めず、最後まで闘い抜こう。

(根)

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