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対外経済の発展に向けた動き/経済にオールイン、新路線に沿って

2018年10月29日 17:13 主要ニュース 共和国

朝鮮の対外経済発展に向けた動きが活発だ。朝鮮は今年4月、朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会(4月総会)で、経済建設と核武力建設の新たな並進路線の勝利を宣言し、社会主義経済建設に総力を集中する新しい戦略的路線を提示。朝鮮半島を取り巻く地域のパワーバランスが変化し、朝鮮と周辺国との伝統的友好親善関係が強化されるなか、経済協力にも弾みがつきそうだ。

最近、対外経済分野を担当する李竜男内閣副総理は中国を訪問、北京国際空港から駐中朝鮮大使、中国共産党の対外連絡部の案内の下、北京市内へ移動したと伝えられた。朝鮮中央通信は9日、李副総理を団長とする朝鮮政府代表団が赤道ギニア共和国独立50周年記念行事に参加するため平壌を出発したと報じており、同国に向かう前に経由地の北京に立ち寄ったと見られる。

李副総理は過去、対外経済相を務めるなど対外経済の専門家として知られる。9月の北南首脳会談の際には文在寅大統領の公式随行員として同行した南の財界人らと直接面会した。

李副総理の訪中は、今年に入って3度行われた首脳会談によっていっそう強化された朝中の友好親善、戦略的協同を背景とし、朝中経済協力に関する動きを示唆するものとして注目される。

また、朝ロでは政府間の貿易、経済および科学技術協調委員会林業分科委員会第24回会議の議定書が9日、平壌で調印された(9日発、朝鮮中央通信)。議定書の具体的な内容は明らかになっていないが、朝ロの協調関係が持続的に発展していることが確認できる。

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