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〈関東大震災95周年〉真実解き明かす必要性訴え/南の遺族が来日

2018年09月10日 14:46 主要ニュース

95年前、関東大震災で虐殺された朝鮮人の遺族2人が、南朝鮮から初来日した。2人は7日、文化センターアリラン(東京都新宿区)で記者会見を行った。

身内が誰に、どこで、どう殺されたのか、真相を明らかにせよと訴える遺族たち

来日したのは権在益さん(62、慶尚北道)と曺光煥さん(58、慶尚南道)。

権さんの祖父、南成奎さん(当時30歳)は1923年7月に労働者として渡日した。母方の除籍謄本には、群馬県多野郡藤岡警察署(現藤岡市)で死亡したと記載されている。関東大震災発生直後、群馬の旧多野郡藤岡町では17人の朝鮮人が自警団によって虐殺された(通称=藤岡事件)。南さんはその犠牲者の内の一人だ。

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