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〈ものがたりの中の女性たち 15〉生き生きとした公主の描写、愛を知らぬ兄の嫉妬

あらすじ

平和で住みよい安平国の王子・狄成義(チョクソンウィ)は美しく聡明、性格も優しく、王と王妃の偏愛を受けて育つ。これに嫉妬を募らせた兄・恒義(ハンウィ)は弟・成義を憎みながら歪んでいく。

そんなある日、母・王妃が病に倒れ、あらゆる薬を使っても効果がない。ある道士が訪れ、西域の国の青龍寺にある日映珠を求めれば王妃の病は快癒し、成義だけがそれを成し遂げる力があると予言する。

成義は、王妃が止めるのも聞かず乗組員を集めると船で行ってしまう。荒れ狂う波に翻弄されながら進むと、多くの仙官に出会う。12歳の成義の母を思う気持ちに打たれたある仙官の助けにより、数千里の航海を瞬時に進み、西域の仙境に着いた成義はめでたく日映珠を手に入れる。

一方、長男であることから世子に封ぜられた兄・恒義は、成義が薬を手に戻ってくるといっそう両親の偏愛が深まり世子の座も危うくなると思い込み、弟を迎えに行くという口実で両親を騙して成義の船を待ち伏せ、彼の目をくりぬき板切れに乗せると大海原に流してしまう。

成義が流れ着いた浜辺には岩場と竹林があり、林に成る実を鳥が運んで来て飢えをしのぎ、竹で作った笛を岩の上で吹いて心を慰めていた。

すると、使臣として外国から帰る途中の宰相に拾われ、中国の宮殿の一角に住むことになる。成義の笛の音は聞く者の胸をかきむしり、たまたま後苑で琴を弾いていた公主の聞くところとなり、2人は急速に惹かれあう。

一方、恒義は日映珠を母・王妃に飲ませ、成義が青龍寺で俗世を離れ僧侶になったと嘘をつく。王妃の病は快癒するが、恒義を疑い涙にくれる。

ある日、王妃は成義が飼っていた雁の足に手紙を結びつける。すると雁は成義のいる中国まで飛んでいく。

成義は、母の手紙で病が快癒したことを知り、大いなる喜びで不思議にも潰された目が元に戻り、科挙に首席合格、翰倫学士となり安平国の王子であることも判明し公主と婚姻、一時帰国が許され故国に帰ると、また恒義が刺客を向かわせ殺そうとするが公主が刺客を返り討ちに。時を同じくして恒義は国を憂う侠客・泰然(テヨン)により殺害される。

成義はその後、三男二女をもうけ、安平国の世子として公主・彩鸞と共に末永く幸せに暮らした。


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