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〈人・サラム・HUMAN〉農業研究院農業科学研究所所長/キム・チヨンさん

先端農薬開発に精通

朝鮮の先端農薬開発分野の権威者として広く知られる。70歳。

キム・チヨンさん

1948年咸鏡南道咸興市生まれ。67年から国家科学院咸興分院有機化学研究所で農場経理の科学化を目指した研究に着手。研究者としての第一歩を踏み出した。

その後入学した理科大学でも頭角を表し、トップの成績で卒業。物理化学専門家の資格を取得し、黄海製鉄連合企業所に就職した。炉で石炭を乾留させコークスを作る過程に発生する副産物から化学製品の品数を増やすことに成功。金日成主席の高い評価を受け、国家勲章を授与された。

その後は、活躍の場を農業研究院へ。2.8ビナロン連合企業所の農薬生産工程(当時)において、国内原料と新たな触媒を開発し、浸透移行性有機リン農薬製品製造工程を確立。89年7月に国際青年発明金メダル、91年6月に博士学位を授与された。

現在は、土壌および農業化学部門化学技術審議委員会委員長、朝鮮農業化学学会委員長、国家農薬検定機関責任者などを兼任。国際機構との科学研究活動にも携わる。

朝鮮の化学発展に半生を捧げたキムさん。2012年には人民科学者称号を授与された。国家の未来を見据え、後進の育成にも力を注いでいる。

【平壌支局】