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朴日粉著、梨の木舎、1800円+税、03-6256-9518。
語られるべき言葉が語られ、ここに記されている。それは確かな希望であり、しかし、深い断絶の存在を浮かび上がらせてもいる。
日本と朝鮮、過去と現在―。
いま、きしみを立て、醜悪なまでに傷口を広げゆく断絶を埋める主体者として、日本人こそが手に取るべき一冊である。
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