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作るぞ「学校米」/長野初中で田植え体験

2018年05月30日 16:20 民族教育

田植え体験を楽しんだ

毎年行われている長野初中恒例の田植えが、今年も5月23日に行われた。「朝鮮の自主的平和統一を支持する松本市民会議」の小松清志会長、総聯長野県本部の李光相委員長、長野初中の李盛吉校長をはじめ、長野初中の児童・生徒や保護者など約80人が参加した。

小松清志会長はあいさつで、「今年で21年目を迎える田植えだが、本来は朝鮮で起きた水害の支援米の生産として始まった。日本政府の制裁により朝鮮に送れなくなり、15年前からは『学習田』として毎年行っている。今年は北南首脳会談も行われ統一ムードが高まっており、嬉しく思っている。今後も力を合わせてがんばっていこう」と呼びかけた。

はじめて田植えを行う初級部1年生らは上級生に手伝ってもらいながら丁寧に、ほかの児童らは慣れた手つきでおよそ900平方メートルの田んぼで田植えを行った。秋に収穫予定の「学校米」は保護者や同胞に販売され、学校の食堂で提供される予定。

【長野初中】

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