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西神戸同胞の熱い思い

2018年04月04日 10:42 春・夏・秋・冬

95年の阪神淡路大震災によって周辺の建物が次々と倒壊する中、頑丈に造られた西神戸初級の校舎はびくともしなかった。後に、被災した同胞たちの避難所にも利用された。総聯兵庫・西神戸支部の姜斗基委員長によると、子どもたちと未来にかける1世の熱い思いを伝える逸話となっているという春夏秋冬

▼ところが66年に建設された校舎だけに、歳月の流れと共に老朽化が進み、11年の東日本大震災を機に耐震強度の問題が浮上した。厳しい財政の中で学校の統廃合が論議された時期もあった。しかし西神戸地域商工会の金錫東理事長をはじめとする同胞たちは、先代からの貴重な財産を継承するための壮大なプロジェクトを一昨年から始動。耐震工事にとどまらず、高齢同胞福祉施設や0~3歳保育所、パーキングなども併設した。そして学校は昨年から同胞たちの総合拠点に様変わりした

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