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〈平昌五輪〉「ウリヌン、ハナダ!」北南、総聯が声合わせ/女子アイスホッケー単一チーム

「コリア」チームの船出に歓喜

【江陵発=文・金淑美、写真・盧琴順】「五輪史上初」という世界の関心と期待を背負い、強豪のスイス、スウェーデンに挑んだ女子アイスホッケー北南単一チーム「コリア」。連敗を喫し、無念の予選敗退となったが、歴史的なコリアチームの船出は勝敗のみで語り尽くせない大きな感動と希望を与えてくれた。

大歓声に押され

対スイス戦(10日)の後、単一チームの選手らは、朝鮮高位級代表団と文在寅大統領夫妻、IOCのトーマス・バッハ会長と共に記念撮影をした(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

初戦(10日)の対スイス(世界ランク6位)戦は0−8の大敗。だが北のファン・チュングム選手(FW)は悲観しなかった。ファン選手は試合後、本紙の取材に対しこのように語っていた。

「北南単一チームの一員としての誇りと自負心で胸が高鳴った。残る試合で全力を尽くし、朝鮮民族の気概を世界に知らしめたい」

自身初出場の五輪でファン選手は、単一チームにおける北の出場枠(3人)を得て、第3ピリオドまでの60分、南の選手らとともに滑りきった。

強豪スウェーデンに果敢に攻めつづけた単一チームの選手たち(12日)

続く2回戦(12日)の対戦相手はさらなる強豪スウェーデン(世界ランク5位)。スタジアムを埋めつくしたコリアサポーターの大声援に押し出されるようにして選手らは一斉に氷上に飛び出した。

北からはファン選手とキム・ウンヒャン(FW)、リョ・ソンフィ(FW)選手がメンバー入り。南からは主力のパク・チョンア(FW)、オム・スヨン(DF)、リ・ジンギュ(FW)選手などを投入し、悲願の初ゴールを奪いにかかったが、スウェーデンは第1ピリオド4分に先制点を決めると、立て続けに追加点を重ね、コリアチームを圧倒した。

北側応援団の熱気あふれる応援

「ヒムネラ!(がんばれ)」「コリア、ファイティン!」「ウリヌン、ハナダ!(われらは一つ)」

全方向からの大声援が降り注いだ。コリアサポーターは初戦でも熱気あふれる応援を見せたが、この日の盛り上がりは凄まじかった。北、南、そして総聯同胞たちが一体となり、会場全体が巨大な応援団と化した。コリアがパックを奪うたびに大歓声が上がり、北側応援団を起点としたウェーブは途切れることなくスタジアムを駆け巡った。6.15共同宣言実践南側委員会が主導する南北共同応援団はこの日、朝鮮半島が描かれた真っ青なトレーナーに身を包み、北の応援団と連携しながらスタンドの一体感を生み出すのに一役買った。

声援を送る南北合同応援団(撮影・金淑美)

南の市民団体・ソウルキョレハナのシン・サンヒョンさんは言う。「合同応援と言葉では幾度となく聞いてきたが、南北と海外の同胞たちが一堂に会したこの場に実際に立ち会うことができ感無量だった。みんなでウェーブをし、声援を送り、とても感動的だった。自然な出会いが実現すること、これこそが統一だと思う」。

 重なる思い

続く第2ピリオド、コリアはスタンドの声援を背に何度も敵陣までパックを運んだが、得点を挙げられないまま試合は終了。実力の差は大きく完敗を喫するも、スタンドはスタンディングオベーションでチームの健闘を称え、「また会いましょう」の合唱に再会の期待を込めた。

「分断体制下で、一度も会うことのできなかった北の同胞たちと初めて出会い、胸がいっぱいになった。試合後に『また会いましょう』をみんなで歌い、美しい歌詞とメロディに胸を打たれ涙があふれた」。キム・ソジンさん(慶南大学生キョレハナ)の言葉だ。

前日に南朝鮮入りした総聯同胞応援団(第2陣)は、北海道から福岡まで日本各地から集った43人でスタンドのてっぺんを陣取り、同胞たちのメッセージが綴られた統一旗をなびかせた。

総聯同胞応援団も応援に駆け付けた

夫とともに応援団に参加した

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