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日本軍性奴隷制被害者が死去、生存者は31人に

5日、日本軍性奴隷制被害者1人が死去した。韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が明らかにした。挺対協によれば、遺族の意向により被害者の名前や住所、葬儀の日程などは非公開。被害者は他界する前日、健康状態が悪化し入院したが、帰らぬ人となった。

被害者は13歳の時、工場で働かせてやると騙され、満州(中国東北部)の慰安所で性奴隷を強要された。植民地支配からの解放後、帰郷したが、性奴隷生活の被害によって心身ともに病に冒され、生涯苦痛を強いられた。

死去を受け挺対協の関係者は、「熱心なキリスト教信者であり、常日頃から祈りを捧げていた被害者が、苦しみと痛みをすべて忘れ、安らかに眠ってくれることを祈る」と話した。

当該被害者の死去により南朝鮮政府に登録された日本軍性奴隷制被害者239人中、生存者は31人に減った。南朝鮮政府に登録された被害者で、昨年から1月11日現在までに死亡した被害者は9人にのぼる。

昨年12月27日、2017年最後となるソウル・日本大使館前での水曜デモは、2017年に亡くなった被害者たちの追悼祭を兼ねて行われた。寒空の下、500人が集い、被害者たちの冥福を祈った。

壇上には、被害者たちの遺影が飾られ、集会では被害者一人ひとりの名前が読み上げられた。

2017年最後の水曜デモ。被害者らの遺影が並んでいる(連合ニュース)

(淑)