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国犬、天然記念物に指定/豊山犬

2017年12月13日 17:06 共和国

国で徹底保護、家庭でも飼育

【平壌発=金志永】1955年12月13日に発表された内閣決定第93号により、1956年4月9日、豊山犬は天然記念物第368号に登録された。

朝鮮の国犬、豊山犬(農業研究院畜産研究所提供、4月9日撮影)

農業研究所畜産学研究所のオク・ジニョン所長(44)は、「豊山犬は金日成主席、金正日総書記の愛国愛族の精神によって国犬として指定され、自己発展の新たな歴史を刻みはじめている」と話す。オク所長は、「豊山犬の品種化の歴史と生物学的特性に関する研究」というテーマの論文で博士号を取得した人物だ。

祖国解放後、金日成主席は、純粋種の豊山犬は大変良い品種で、純粋種について調査を行うよう課題を示した。

主席は、63年8月、両江道豊山郡(現在の金亨権郡)を視察した際、過去日帝によって豊山犬が大量に捕らえられ、また現在生息するものも雑種化してしまったのは、大変胸の痛いことであるとしながら、純粋種を探し出し、増殖させなくてはならないと強調した。主席とともに把撥村を訪れた総書記も、大量に豊山犬を飼うために必要な課題について、具体的に明らかにした。

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