公式アカウント

〈人・サラム・HUMAN〉「日本と南北朝鮮との友好を進める会」代表/三原誠介さん

2017年12月07日 17:04 コラム

子どもの可能性、のばしたい

小学校の教員だったころ、卒業証書を渡すときになって初めて、自分が担任をしていた児童が朝鮮人だと知ることがあった。卒業証書に本名か通名、どちらを記入するか聞く必要があったからだ。親は何も話さないし、本人も何も言わない。他にもそういう子がいたが、当時そこまで強く意識することはなかった。

「原点」だと語るのは、その後異動した玉島の学校。民族や人権の問題を担当する部署につき、部落差別や在日朝鮮人問題について知り、ハッとした。

Facebook にシェア
LINEで送る